トルコ科学技術機構(TÜBİTAK)と人口・国籍業務総局の、「多目的身分証カード」プロジェクトが大詰めを迎えた。
ニハト・エルギュン科学産業技術大臣は、2013年に試験運用が始まる多目的カードは、パスポートや乗車券、入場券として多くの目的で使えると述べた。
既存の身分証に取って代わる予定の多目的身分証カードは、健康や社会保障、交通や銀行など、多くの分野で生活を簡易化する。エルギュン大臣は、多目的身分証カードの、トルコのすべての県の公共交通機関での使用も検討されているとし、以下のように話した:
「トルコ科学技術機構や交通海事通信省と共に進められてきた、「全公共交通機関共通カード・プロジェクト」が実現すると、この多目的カードがイスタンブルの公共交通機関で使われている「アクビル」や、20の県で使われている「まちカード(Kent Kart)」のシステムに取って代わり、地下鉄やバスの利用が簡易化されるだろう。」
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( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:28348 )