「トルコのパトリオット配備要請を緊急検討中」NATO報道官
2012年11月26日付 Radikal 紙
北大西洋条約機構(NATO)報道官のロメオ氏は、ブリュッセルのNATO本部においてボスニア・ヘルツェゴビナの新聞記者らと面会し、トルコからのパトリオットミサイルシステム配備の要請についても言及した。
ロメオ氏は、トルコからの要請はNATOの軍事関係者らによって緊急に検討されたと述べた。
同氏は、シリアと国境を接するNATO加盟国のトルコへのパトリオット配備は、NATOの優先事項の一つであると強調し、「このミサイルシステムは防衛のためのものである。このシステムは潜在的な脅威からトルコを守ることができる。いくつかの加盟国は、トルコへのパトリオットシステムの配備を主導し、自国のパトリオットシステムをトルコに備えることを提案している」と述べた。
ロメオ氏は、NATOの優先事項にはアフガニスタンにおける軍事行動の完了も含まれているとし、同国における軍事行動は2014年末に完了し、2015年12月1日からはアフガニスタンの軍隊に対し教育と技術支援を行なうための任務が始まると話した。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介
されています。)
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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:28359 )