カタール:イエメンでプロジェクト再開の準備を進める
2012年11月23日付 al-Hayat 紙
カタール:イエメンでプロジェクト再開の準備を進める
2012年11月23日『アル=ハヤート』
【サナア:イブラーヒーム・マフムード】
イエメンの政府系情報筋によれば、カタール政府はイエメンにおける投資プロジェクトの再開準備を始めたことが分かった。そのプロジェクトは昨年の民衆デモの影響を受け中断していたものであった。また、本紙に明らかにしたところによれば、イエメンのムハンマド・サーリム・バッセンドゥワ首相は、カタール内閣の投資部門事務局長であるマンスール・アル=マフムードが率いる外交団と会談し、イエメンのインフラや港湾整備プロジェクト推進機会や、中断されていたカタールの投資プロジェクトの稼働再開方法について協議した。
また、同情報筋によれば、イエメン・カタール両国は、イエメンの首都にカタールのアル=ディヤール社が実施する6億ドル規模の「タラール・アッ=リヤーン」という名の不動産投資プロジェクトの稼働再開計画を進めるための取引に合意した。これは、このプロジェクトが投資的、質的、そして4千人の雇用機会を生むことの重要さを表している。また、カタール外交団長は、カタールは、昨年のデモによる影響で中断した投資プロジェクトの稼働再開と、インフラへの投資プロジェクトの早期開始、ドナー会議での評価を最重要視していると述べた。
カタールのアル=ディヤール社は「タイズのハマーダ医療都市」計画について、2億8千万ドル規模となり、来年初め着工予定であると説明した。
イエメン医療関係情報筋によれば、そのプロジェクトは病院内に、心臓・ガン外科、婦人科、小児科、感染症科という4つの主要な専門科をもち、3階建てで、1,000床のベッドを置くセンターを設備する。そして医療都市に出資し運営するための投資プロジェクトも実行される予定である。
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( 翻訳者:今中航 )
( 記事ID:28388 )