シリア紙:「テロリスト」に対して「地獄の門を開いた」「ダマスカスへの匍匐(ほふく)」計画を阻止と報じる
2012年12月03日付 al-Hayat 紙
■シリアは、「テロリスト」に対して「地獄の門を開いた」「ダマスカスへの匍匐(ほふく)」計画を阻止したと語る
2012年12月3日『アル=ハヤート』
【ダマスカス、ロンドン:本紙、AFP】
シリアの情報筋は、反体制勢力が首都周辺およびその郊外で前進を続けるなか、木曜に開始したダマスカス周辺と空港街道での軍事作戦に関して、反体制勢力への「地獄の門を開いた」と評した。すなわち、親政権のシリア紙『アル=ワタン』は「シリア・アラブ軍はダマスカスへの接近や同地への攻撃計画を行う全ての者の前に、木曜の朝から地獄の門を広く開いた」と報じた。
同紙によると、軍は「木曜午前、ダマスカス国際空港街道を遮断し、空港を制圧しようと接近する武装集団の企てをもって開始されたテロ攻撃のすべてを退けた。その一方で、別の集団がダマスカスへの新たな攻撃の準備をしていたが、これまでと同様の失敗が繰り返された」。
また正規軍は「街道遮断のため街道という聖域へ潜入しようとしたテロリストと交戦し、一方、いわゆる『ダマスカスへの匍匐(ほふく)』を通じて、武装テロ集団が首都に向かって進軍。シリア・アラブ軍は首都防衛に専心した…。そして、攻撃を行った。テロリストの拠点に対する攻撃としてはこれが初めてである」ことを明らかにした。
(後略)
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介
されています。)
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( 翻訳者:栗原利枝 )
( 記事ID:28428 )