国家開発基金理事「これまで原油収入400億ドルが基金にプール」
2012年11月28日付 Mardomsalari 紙
国家開発基金のドダーンゲ理事は、政府が得た原油収入からすでに400億ドル以上が同基金にプールされたと述べた上で、「これまでに約28億ドルが、23の新たな石油化学関連の計画に予算として割り当てられた」と発表した。
メフル通信によると、マフムード・ドダーンゲ氏は昨日、石油化学産業投資会議の中で、国会と政府の間で交わされた合意によれば、国家開発基金が発足した初年度には、石油の売買で得た収入の20%をこの基金にプールすることになっていたと指摘した上で、「この数字は今年には23%に引き上げられており、今や国家開発基金にプールされた外貨は400億ドル以上になっている」と述べた。
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同氏はまた、国内の様々な産業へのリヤール建ての融資の提供が開始されたと発表した上で、「これによりすでに、50億ドル相当のリヤール建て融資が農業分野に割り当てられている」と付け加えた。
同氏はさらに、国家開発基金によるリヤール建て融資について国内の複数の銀行と新たな契約を結んだことに触れ、「近々、国家開発基金によるリヤール建て融資の割り当てが、石油化学産業に対して開始される予定になっている」と指摘した。
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