【経済部:ズィーバー・エスマーイーリー】補助金改革計画第一弾の施行とガス価格の値上げにより、この燃料の消費量の増加傾向はある程度抑制されるようになった。しかし、国際的な統計によると、イランは依然として世界最大のガス消費国の1つであることが分かった。
イタリアの石油会社Eniは昨日統計を公表し、イランは西暦2011年に1540億2000万㎥のガスを消費し、世界第3位の消費国であることを明らかにした。
報道によると、ヨーロッパで3番目の規模の石油会社であるEniは、今回最新の報告書のなかで、世界の石油・ガス産業をめぐる2011年の状況について調査を行った。Eniの国際統計によると、昨年の世界のガス消費量は3兆3333億2000万㎥であると推計され、2010年と比べて約2.5パーセントの増加を示した。
またこの報告によると、ガス消費量の世界1位はアメリカで消費量6822億9000万㎥、2位はロシアで4648億8000万㎥、3位はイランで1540億2000万㎥だったという。
さらにこの国際的な統計によれば、イランの後の4位から6位は中国(1311億2000万㎥)、日本(1192億3000万㎥)、カナダ(1046億4000万㎥)がそれぞれ続いている。カナダやドイツ、イギリスのような寒冷地は、〔イランよりも〕ガスの消費量が少ないのである。
この報告によれば、昨年のガス生産量は2010年と比べて3.9パーセント増加し、過去10年間で計8.8パーセントの増加だったとのことだ。
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( 翻訳者:8408061 )
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