中東工科大、エルドアン首相来校で混乱
2012年12月18日付 Milliyet 紙


中東工科大学(ODTÜ)が混乱した。エルドアン首相への抗議を求める学生らに警察が介入した。衝突は長く続き、首相がÖDTUを後にした後、警察がキャンパスから退出したことで終結した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、衛星突蕨2号の発射を理由にODTÜキャンパス内にあるトルコ宇宙技術研究機構(TÜBİTAK UZAY)で実施予定のプログラムに参加した。(訪問中の)首相への抗議を求めるグループに警察が介入した。ODTÜ物理学科前に集結した 学生らは午後3時半にTÜBİTAK UZAYに向かって行進し始めた。

「科学を悪用し、帝国主義戦争を扇動するタイイプはODTÜから出て行け」と書かれたプラカードを手に行進した学生らに警察が介入した。警察隊の催涙ガス による介入後、学生らはバリケードを築いた。警察が使用した催涙ガスでODTÜキャンパス内で濃い煙が立ち上る様子が見られた。

警察とデモ学生らの衝突が継続する一方、暴動鎮圧車(TOMA)を操縦した際に機動隊警察1名が負傷した。負傷した警察官は、車に乗せられ病院へ搬送された。衝突は長く続き、首相がODTÜを後にした後、警察がキャンパス内から退出したことにより終結した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:28604 )