イラクで第二のハシーミー事件?
2012年12月21日付 Hurriyet 紙

昨日(12月20日)、イラク財務省が襲撃を受け、警備員全員が「誘拐された」と発表された。

ジャラール・タラバーニー大統領が心臓発作、麻痺を起こし、治療のためドイツに運ばれたその日に事件が発生したことで注目されている。ラーフィウ・イーサーウィー財務相は記者会見で、「民兵組織」と見なされる武装勢力が、午後グリーン・ゾーン内の同省建物を襲撃し、同省職員及び警備員150人を誘拐したと述べた。

イーサーウィー財務相は、本件の原因責任がマーリキー首相個人にあり、首相が国をどこに導こうとしているのか、理解することはできないとした。「これは、政権のやり方ではない。真逆で、ギャングのやり方だ」と述べた。イーサーウィー財務相が所属するスンナ派ブロックの名で行われた発表でも、マーリキー首相がターリク・ハシーミー副大統領に行ったことと同じことをラーフィウ・イーサーウィー財務相にも行い、スンナ派勢力の減退を狙っているとされた。死刑宣告を下したハシーミー氏に対するやり方も今回と同様の襲撃で始まった。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:28636 )