シリア反体制派、エルバカン派を宣言
2012年12月27日付 Yeni Safak 紙


シリアの反体制派のあるグループが、ネジメッティン・エルバカンの写真の周りに集まり、ネジメッティン・エルバカン部隊を設立し、アサド大統領に対し闘争を行うことを伝えるビデオを配信した。

シリアでアサド勢力に対し闘争を行う反体制派は「ネジメッティン・エルバカン部隊」をつくり、至福党との接触を希望すると話した。

■我々はエルバカンの弟子である

反体制派は自身らがネジメッティン・エルバカンの弟子であると述べ、「イスラエルと一度も戦わないアサド勢力に対し、抵抗を続ける」というメッセージを送っている。

動画共有サイトのYouTubeに載せられた映像で武器やロケットを手にした反体制派のあるグループは、故ネジメッティン・エルバカン首相の写真とその両脇に置かれた『コーラン』の周りに集まり、トルコ人とクルド人に加え至福党に呼びかけを行った。

■「アサドの声に耳を傾けたように、私たちの声にも耳を傾けてくれ」

ネジメッティン・エルバカン部隊のスポークスマンは、トルコにおけるミッリー・ギョリュシュ運動の一部親イラン派指導者らにより、シリア問題において誤った方向に導かれていると主張し、ムスタファ・カマラク至福党党首にむけて呼びかけを行っている。ネジメッティン・エルバカン部隊のスポークスマンは、「ミッリー・ギョリュシュ運動の一部指導者、とくに親イラン派指導者により、シリア問題にある方向付けがなされており、それを不安をもって注視している。これらの指導者らのせいで、抑圧されたシリア国民の汚れ無き聖戦が様々な陰謀説により汚される原因となり、イスラム教徒の殺害を行っているこの独裁指導者に対し続けられるこの抵抗が、アメリカの援助によるテロ活動として見られているのだ」と述べている。

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( 翻訳者:畔上曜子 )
( 記事ID:28717 )