市場に偽ドル札、出回る:商品・外貨密輸対策本部が確認
2012年12月22日付 Mardomsalari 紙

 商品・外貨密輸対策本部の副本部長は、「かつて、つまり物価上昇以前には、金の密輸は現在とは逆方向で、〔海外から〕国内に密輸されていた。ところが今では〔密輸の〕流れは完全に変化し、金は国内から流出するようになっている。この流出は、金塊の状態で行われている」と述べた。

 マフディー・アブーイー氏はイラン学生通信のインタビューの中で、「金の密輸を防止するために、極小のチップを設計し、それを〔国内で〕製造ないし輸入された金に取り付けている」と述べた。

 同氏はさらに、「現在このチップは国内で製造された一部の製品に取り付けている。ゆくゆくは、このチップを輸入ないし国内で生産された金に取り付けるようと考えている」と語った。


 同副本部長はさらに、「このチップは目には見えず、それ用の電子機器で読み取ることができる。溶かして金塊にしてしまわない限り、なくなることはない」と言明した。

〔‥‥〕

 同氏はまた、市場には偽ドルが出回っていることを認めた上で、「金を買い求めようとしている人は、〔偽物に〕よく気をつけて欲しい。また偽ドルを自由市場から購入しないよう、注意ありたい」と述べた。

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( 翻訳者:8410022 )
( 記事ID:28739 )