イラン国民、デイ月9日記念日に最高指導者との臣従の誓いを更新
2012年12月30日付 Jam-e Jam 紙
最高指導者の指導に忠実なイスラーム的イラン国民は、「
デイ月9日の偉業」記念日に当たる昨日、国内各地で集会を開き、イスラーム革命最高指導者との臣従の誓い(バイア)を更新した。
〔‥‥〕
■ 88年の内乱は神の大いなる試練
イスラーム革命防衛隊総司令官は、「88年の内乱〔※2009年大統領選挙後の騒擾についての体制側の呼称〕の危険性は、〔イラクとの〕8年間にわたる戦争よりもずっと大きなものだった」と述べた。
イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、モハンマド・アリー・ジャアファリー少将は「聖戦と殉教の老師たち最高会議」の席上、さらに「88年の内乱騒ぎは、革命的で敬虔なイスラーム的イラン人民に与えられた神の大いなる試練だった」と付け加えた。
同司令官はその上で、
この試練、そして当時起きた出来事はイスラーム革命にとって転換点だった。亡きイマーム〔・ホメイニー〕にとって、強要された戦争〔=イラン・イラク戦争〕はイスラーム革命に大いなる天恵をもたらすものだったが、同じことが88年の内乱でも起きた。世界の全人民、イスラーム革命のことを気に留めてくれているすべての人たちは、イラン国民の抵抗、堅忍不抜の精神、聡明さ、先見の明、そして信仰心から、この国民がどのように内外の敵による猛攻に抵抗したのかを目の当たりにした。
と続けた。
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■ カーゼミーニー司令官「新たな内乱が進行中」
他方、革命防衛隊「神の使徒ムハンマド」部隊のモフセン・カーゼミーニー司令官は昨日、〔‥‥〕「気をつけなければならない。なぜなら敵はイスラーム共和国体制の転覆を謀っており、その機会を窺っているからだ」と述べた。
イラン学生通信の報道によると、カーゼミーニー司令官はデイ月9日の偉業によって内乱は根絶されたと指摘した上で、「だからといって、人類が神の試練を受けなくてもよくなったということではない。なぜなら、神が人類を再び試練に晒す可能性もあるからだ」と述べた。
同司令官は、反革命分子や外国の敵、そして偽善者たちはつねにイスラーム共和国に対してはかりごとを練っており、彼らは根絶やしにはなっていないと指摘した上で、「敵は再び表舞台にやってくる可能性がある。しかし国民は彼らに対して必ずや抵抗するだろう。そして神の思し召しがあれば、国民の運命も勝利に満ちたものとなるだろう」と言明した。
カーゼミーニー司令官は、今日の状況は三年前よりも複雑になっているとした上で、「新たな内乱が進行中だ。それゆえ、注意が必要である。逸脱した一派が自らこそ真理であり、時のイマームに近いと喧伝しているからだ」と述べた。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:28745 )