ゼイティンブルヌでガス漏れ事故、アフガニスタン人5名死亡
2013年01月01日付 Yeni Safak 紙


ゼイティンブルヌで湯沸かし器から漏れた一酸化炭素ガスで中毒を起こしたアフガニスタン国籍の5名が死亡した。

ズィヤ・ギョカルプ街区47/5通りにある某アパート地階在住でアフガニスタン国籍のナキブッラー、ムヒブッラー、イナイェトゥッラー、スィネトゥッラー、ヒュダーヴェルディという名の5名の親類縁者と連絡がとれなくなったケリム・ユヌスさんは、彼らの自宅へと向かった。ユヌス氏はしばらくの間粘ったが、戸を開ける者がいなかったため警察へ通報した。

問題の住所へ鍵師を呼び、戸を開けさせた警察捜査員は、家の中で5名がそれぞれ別の部屋で横たわっているところを発見した。

事故現場に呼ばれた医療班によって、アフガン国籍のこの5名の死亡が確認された。

家で確認されたガス臭を理由に死因が一酸化炭素であるという可能性に着目した警察は、事故現場へイスタンブルガス公社(İGDAŞ)の調査員を呼んだ。

事故現場に到着したİGDAŞ調査員と警察捜査員による調査が継続している。

アフガニスタン国籍と判明したナキブッラー、ムヒブッラー、イナイェトゥッラー、スィネトゥッラー、ヒュダーヴェルディという名の5名は朝方亡くなったと推測されている。死亡者のうちナキブッラーさんとヒュダーヴェルディさん、並びにムヒブッラーさんとイナイェトゥッラーさんが兄弟関係にあり、スィネトゥッラーさん は彼らの自宅に来客として滞在していた事が明らかになった。

他方、共同生活し、同じ運命を辿った5名のうち結婚2日目の者がおり、彼の妻は2日前にカナダへ旅立っている事が分かった。

死亡者の親類縁者でアフガニスタン国籍のケリム・ユヌスさんは、「彼らは私たちの親戚でした。一人は学生でした。5人いました。みな22歳から23歳です。昨晩午前0時まで我々の所にいました。2日前、内一人の結婚式があり、彼も(事故のあった)家の中にいました。彼の妻は昨晩カナダへ旅立ちました。彼らはここゼイティンブルヌで繊維業に従事していました。間もなく彼らの遺体を引き取ります」と語った。

事故現場での調査が継続する一方、遺体は法医学協会死体安置所へ移送される予定である。

■ İGDAŞ:我々の管轄外の煙突式湯沸かし器が設置されたようだ

GDAŞは、ゼイティンブルヌでアフガニスタン国籍の5名が湯沸かし器から漏れた一酸化炭素ガスで中毒を起こし死亡した事に関して実施された初回調査で、天然ガス設備にİGDAŞが把握していない煙突式湯沸かし器が接続され、湯沸かし器の煙突接続部が不適切に作られていたと報告した。

İGDAŞの文書発表で、ゼイティンブルヌのズィヤ・ギョカルプ街区47/5通りにある5階建てビルの地階でアフガニスタン国籍の5名が死亡したと再度言及された。

İGDAŞの調査員が天然ガスホットライン187番に寄せられた通報を受け事故現場へ向かった事が明らかにされた発表で以下の事が述べられた:

İGDAŞの調査員が行った初回調査で天然ガス設備にİGDAŞが把握していない煙突付き湯沸かし器が接続され、湯沸かし器の煙突接続部分が不適切に作られていた事が確認されている。現場では、高濃度の一酸化炭素ガスが計測された。湯沸かし器の煙突部分から漏れた一酸化炭素ガスが中毒の要因になったと推測されている。中毒に関する最終的な結論は、当局により実施される調査の末明らかとなる。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:28756 )