ファーティフ区ホルホル通りの住宅で起きたガス漏れによる中毒症状で、外国籍の3名が死亡した。死亡した3名は、トルコで警察教育を受けていたリビア国籍の警官であったことが判明した。
事件はファーティフ区アクサライのホルホル通りイェニオルタ13番地にある建物の2階で起きた。話によると、3人は天然ガスのガス漏れによる一酸化炭素中毒で亡くなった。事故現場に警察隊と消防隊、救急隊が出動した。亡くなった外国籍の3人は、トルコで警察教育を受けていたリビア国籍の警官であったことが判明した。
■外国人に貸していた
近所に住むアフメト・コヌクルさんは、「この部屋は外国人に賃貸しされていたようです。3人は事故発生当時、眠っていて、ガス漏れによる一酸化炭素で目覚められなかったのだと思われます。近所の人たちが異変に気付きました。しばらくして警察に通報が行きました。警察は3人の遺体を部屋の中で見つけました。部屋には5人で住んでいたようですが、事故当時は3人だけが部屋にいたようです。学生だと聞きました」と言った。
■アパートは修復中
コヌクルさんは、事件のあったアパートが修復中であることを述べ、「(事故のあった)この部屋は修復中でした。修復が終わったら学生たちに賃貸しするつもりのようでした。しかし修復は終わりませんでした。中で修復が続けられています」と話した。
通りで商いをしている人は、「ここに私たちが来たとき、亡くなった方たちのお友達がいました。警察に友人が部屋で死んでいると言っていました」と言った。警察隊とİGDAŞ(イスタンブルガス公社)調査隊が事故現場で調査を続けている。
■İGDAŞの会見
İGDAŞは夕方頃にファーティフで起き、3名が死亡したガス中毒に関する記者会見を行った。会見では外国籍とされる3人が亡くなったことが告げられ、以下のことが述べられた:
「天然ガスホットライン187番への通報により、現場に駆け付けた我々İGDAŞ調査隊の、最初に行った調査により、天然ガスの契約が前使用者によって2012年10月2日付で解約され、メーターも密閉されストッパーがかけられていたが、メーターの密閉は解かれストッパーが壊されており、天然ガスが違法に使用されていたことが判明しました。また最初の調査で、ガス器具の取り付けが誤ったかたちで行われていたことは、確認されませんでした。詳しい死因は、現場検証のさらなる調査の結果、明らかになるでしょう。お亡くなりになった方々にアッラーの御慈悲がありますように。」
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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:28757 )