スィイルト県のアフメト・アイドゥン知事が、謎の火事に見舞われたトプラク家を訪問した。
アイドゥン知事は、最近一週間で異常事態が起きていないこの家で、家族の個々に様々な贈り物を贈った。アメリカで撮影された映画『パラノーマル・アクティビティ』に似たこの家族の悲劇に、県庁は24時間監視できる防犯カメラシステムを取り付けた。
アイドゥン知事は謎の発火や家具の移動が起こったと言われているトプラク家を訪問し、ゼキ・トプラクさんから話を聞いた。ゼキさんは、リビングの窓に付けられたカーテンの一部一度軽く燃えた以外は、何も異常事態は起きていないと話した。
アイドゥン知事は謎の発火が徐々に少なくなって来たと述べ、こう語った。
「私たちはトプラク家を訪問に来た。副知事、社会事業県局長、財団長、皆揃って彼らの求めにこたえるためにここにいる。本人と話したところ、『約1週間は、ありがたいことに問題は起きていません。火事も起きていません。今日、ちょっとした事が起きたが、これは時間と共に過ぎ去るでしょう』と言っている。今、恐らく数人がやってきて、彼らのためにお祈りをしたようだ。問題は起こっていないと言っている。つまり、残念ながら、いくつかのテレビ番組で言われた『埃のせいだ、それで酸化が起こったのだ』というの専門家達の見解は全く関連がないということを申し上げたい。ここではホジャ達が祈り、科学者たちが調査している、大学も調査している、原因究明のために皆取り組んでいる。しかし一週間来家具が動くことも、火事が発生することもない。『非常に改善している』と本人も言っている。」
■家がカメラシステムで監視される
トプラク家の家は、スィイルト県庁の施工によって警備カメラで監視されることになり、家のあちこちにカメラが取り付けられた。カメラは家の台所に置かれたコンピュータでチェックされ、風呂とトイレ以外の家全体の動きを24時間記録する。
■靴が燃えたという証言
アイドゥン知事のトプラク家訪問を撮影した「スィイルトチャンネル56」局のカメラマン、オザン・ソイレルさんは、訪問後、玄関口で脱いだ靴の底が燃えていたと証言する。1時間前に買った靴の底がどうやって燃えたのか全く分からないという。「アイドゥン知事の訪問を撮影するために靴を外に脱いだ。室内での訪問が終わって外に出ようと靴を履いたときに、ゴムの焼けたにおいに気付いた。靴の底を見て焼けた跡を見つけ、ショックを受けた。どうしてこんな事が起こったのか、私もわからない。」
■映画『パラノーマル・アクティビティ』
若い夫婦の家で不可解な力の存在が疑われ始め、家がカメラシステムで監視される。映画パラノーマル・アクティビティとは、このカメラに映った映像だけで構成される。アマチュアカメラで撮影された初めてのホラー・サスペンス映画である。
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( 翻訳者:吉岡春菜 )
( 記事ID:28758 )