イスタンブル市民は2013年の最初の降雪と共に一週間を始めた。突然降り出した雪は仕事に向かうたくさんの人を足止めした。イスタンブル市長は今日の降雪を理由に幼稚園、小、中学校、高校を一日休校とした。気象総局はマルマラ東部、西黒海地方、内陸アナトリア南部および東部、東アナトリア北部及び東部、ボル、カラビュク、ドゥズジェ及びシールト周辺と南東アナトリアの東部に向けて集中的な降雪に注意を呼びかけた。
気象庁総局の何日も前から発表していた積雪により視界が狭まったためしばしば交通渋滞が起きた。カーディル・トプバシュ広域市市長はさらに2日続くとみられる積雪のため「特別な用事がないかぎり外へ出ないでください」と警告した。
気象総局が何日も前から発表していた積雪は昨日突然積もり始めた。しんしんと降る雪は仕事へ向かうイスタンブル市民を足止めした。ビュユクチェクメジェ、ベイリキドゥズ、ハドゥムキョイ周辺で、アジア側ではチャムルジャ、ベイキョズとアルトゥニザデで、特にシリネブレルでその量がさらに増えた降雪は視界も狭めた。積雪のためしばしば交通渋滞が起こった一方、高速道路、メインストリートではイスタンブル広域市のチームが塩と融雪剤で雪を解かす試みを行った。カーディル・トプバシュビュユクシェヒル広域市市長はあと2日間は続く積雪を理由に市民に「特別な用事がないかぎり外へ出ないでください」と警告した。
トプバシュ市長は特に高齢の人、ハンデキャップを持っている人、妊娠中の人は外へ出ないよう促した。
■見えない凍結に注意
イスタンブル市民が行った除雪作業に対し感謝したトプバシュ市長は「道には全く雪が残っていないように見えますが、見えない凍結箇所がある可能性があります。過去に深刻な交通事故が起きました。運転をする人には特に注意をするよう忠告します。」と述べた。
イスタンブル県では市民に「必要でなければ自家用車での外出をひかえるよう」と呼びかけた。また、車にチェーン、滑り止め、牽引鎖を備え付け、霜、雪に対し準備するよう呼びかけた。
■トルコ中の大雪と吹雪、教育にも悪影響
一日間学校が休校になった地域;アルダハン、ギュムシュハーネ、バイブルト、エルズルム、エルジンジャン、ハッキャーリ、シバス中心部、アクンジュラル、ディブリイ、ゲメレキ、ギョロバ、ギュルン、ハフィク、イムランル、カンガル、スシェフリ、シャルクシュラ、ウラシュ、ザラ地方、マラトヤ中心、ダレンデ、ピュトゥルゲ、ドアンヨル、アラプギル、イェシルユルト、アクチャダウ、カフラマンマラシュではエルビスタン、エキニョズ、ヌルハク、ギョクスン周辺、エラズーのアルジャク、アラジャカヤ、バスキル、カラコチャン、マデン、パル周辺、ブルサ中心部、ビュユクコルハン、オルハネリ、オスマンガジ、ニリュフェル、ユルドゥルム周辺サムスンのサルパザル地区とジャヌク地方の25の村、オルドゥのチャイバシュ、チャタルプナル、チャマシュ、ギョルキョイ、カルゴン、カブドゥズ、カバタシュ地域で、アドゥヤマンのチェリキハン、シンジク地区ではビンギョル中心、カルルオバ地区ではネブシェヒル中心部で学校が1日休校となった。2日間休校となった地域;トゥンジェリのオバジュク地区、オルドゥのアックシュ、メスディイェ、ウルベイ、ギョルゲンテペ地方で2日間休校となった。
■たくさんの村道が閉鎖
東部アナトリア地域で2日間続いた雪は、昨日トラキア地方を経由して国中に広がった。全国で2千を超える村道を閉鎖される一方、雪崩の起こったチャト‐カルルバ高速道路を開こうとした除雪車に2回目の雪崩が起きた。運転手のムアッメル・ヤルチュンさんは雪崩に巻き込まれ死亡した。時々激しさを増した積雪と吹雪が原因でエルズルムで693、アウルで354、カルスで306、アルダハンで37を始めこの地方で計1390の村道が遮断された。雪はハッキャーリとビトリシュで448村道、375の農道閉鎖の理由となる一方、ビトリシュ‐ムトゥキ幹線道路のカルチンバッシュでも雪崩が起きた。
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( 翻訳者:酒井 舜 )
( 記事ID:28808 )