パリPKK3女性幹部暗殺事件、ドアを開けたのはだれか?
2013年01月10日付 Hurriyet 紙
PKK(クルド労働者党、非合法)のパリ事務所で起きた暗殺は、フランスの主要メディアのインターネットサイトだけでなく、多くの国際的なメディアでも大きな話題となった。暗殺に関して現在わかっている事実は、事務所の中にいた三人の女性が(暗殺者に)扉を開けた可能性を示している。
フランスの新聞大手ル・モンド紙は、暗殺が「組織内部の可能性」が高いという記事を載せた。記事では、(PKK)情報局の事務長であったレオン・エドアート氏の「犠牲者が、殺人者にドアを開けたとみられる」との見解を載せている。
イタリアのラ・レプブリカ紙も「組織内部の可能性」との見解を強調する記事を載せた。記事によると、暗殺が起きたビルの2階には、暗号で管理された扉を開け無ければ入れない。
ラ・レプブリカ紙は、サキネ・ジャンスズとレイラ・ソイレメズが午後にフィダン・ドアンと面会する為に暗殺が起きたビルの2階にいったとし、「暗号を入力するか、内線電話にて承諾を得てのみ入室が可能」と記載した。この事を根拠に、殺された女性達自身が、暗殺者にドアをあけた可能性が高い事を指摘した。
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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:28841 )