アキト新聞印刷所に、爆発物
2013年01月11日付 Milliyet 紙


バージュラルにあるアキト新聞印刷所に、何者かによって爆発物が投げ込まれた。印刷所の受けた被害は軽微である。

バージュラルにあるイェニ・アキト(Yeni Akit)紙の印刷所に爆発物が投げ込まれた。事件は23時ごろ発生した。ギョズテペ区オルハンガーズィ通りの印刷所の庭に、爆発物が投げ込まれ、大騒音を出して爆発した。犯人は未だ明らかになっておらず、複数人の可能性もある。地域住民はパニック状態になって家から飛び出してきた。通報を受けて現場に到着した警官らは現場に規制テープを張り現場検証を行った。庭にあった疑わしい包みも起爆装置により爆発させられた。防犯カメラには、2人が現場から逃げているところが記録されており、捜査が続けられていることが明らかになった。

■最初の状況

この地区の住民、アフメト・シムシェキさんは、「大きな音が聞こえました。家にいましたがびっくりしました。現場から約400メートル離れた家に住んでいますが、音に驚き恐ろしくなりました。トラックが衝突したのかと思いました。それから少しして、たくさんの警官が現場に到着したのを見ました」と話した。

■イェニ・アキト紙「反逆者の標的になった」

イェニ・アキト紙は事件について声明を出し、近頃のテロ終結に向けた努力を、出版という方法で支援する新聞に爆発物攻撃が仕掛けられたと述べた。
「新聞が印刷されるバージュラルの印刷所に投げ込まれた自作の爆発物3つのうち、2つが爆発し、1つは爆発物処理班が解除しました。トルコを悩ませるテロ問題において敢然とした態度を示したアキト紙は、またも反逆者の標的になりました。本紙の警備役が狙われたのだと推測されます。新聞の印刷準備を行う編集部と「デルギャフ・オフセット印刷所」の従業員は爆発が起こると同時に外に出ました。警察は爆発物を投げ込んだ犯人逮捕のために広範囲な捜索を始めました。」

【日本語で読む中東メディアより:本記事について、当初、表題に誤りがありました。訂正いたします。】

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:28855 )