エルドアン首相、ニジェールからラクダをトルコに連れて帰る
2013年01月10日付 Hurriyet 紙
ニジェールの有名な部族であるトゥアレグ族によって、タイイプ=エルドアン首相にラクダがプレゼントされた。
前もって準備が始まっていたニジェール=トルコ友好の森に、エルドアン首相はトルコから待ちこんだ苗木を植えた。植林の式典では色とりどりなシーンが見られた。様々な部族がパフォーマンスを行ったのだ。
ラクダの背中にゆられて何百キロも道を進み、3日間の旅をして式典に参加したトゥアレグ族がいた。彼らはサプライズでエルドアン首相に7歳のラクダを1頭プレゼントした。首相はラクダに関し、関係者から情報を得た。またどのように育てるのかを尋ねた。そして、ラクダが30年生きるということを学んだエルドアン首相は、ラクダをトルコに連れて帰るための命令を出した。
トゥアレグ族は伝統を重んじる人々で、オスマン朝期において、帝国の運営にもっとも大きな支えを与えた部族として知られている。オスマン帝国がニジェールの地から撤退した後、部族は困難な時代を過ごした。さまざまな圧力があったにも関わらず、トゥアレグ族はオスマン帝国、あるいはトルコ共和国の友であり続けた。エルドアン首相がニジェールに来ることを聞くと、約300人のグループでラクダで3日間に及び何百キロも旅をし、首都ニアメイに来た。ムハンメド=ユスフ大統領も、エルドアン首相に1頭の馬をプレゼントした。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:渡邊夏奈 )
( 記事ID:28935 )