ヴェラーヤティー氏、次期大統領選に向けた「三者連合」構想について発言
2013年01月19日付 Jam-e Jam 紙
次期大統領選に向けた「原理派三者連合」の一人であるヴェラーヤティー氏は、「この連合のメンバーたちの合意により、〔ハッダード=アーデル、ガーリーバーフ、ヴェラーヤティーの3人の中から選ばれた〕最終的な候補者が立候補を表明する際に、同時に大統領職に就いた際の内閣の陣容についても、国民に紹介することとなった」と述べた。
メフル通信の報道によると、
アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は大統領選出馬に対する自らの構想について、「私たちは2人の友人、すなわち
モハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ氏ならびに
ゴラームアリー・ハッダード=アーデル氏と、私たち3人の中から1人を選んで92年〔2013年〕大統領選挙の候補者とし、他の二人はこの候補者の支持に回る、ということを取り決めた」と説明した。
ゴラームアリー・ハッダードアーデル氏も第三回「法学者バスィージ大会」の席上で、「世論調査で私たち3人に6割の票が集まったことが判明したことから、私たちは互いに連合を組み、最終的に3人のうち2人は神に誓って大統領選に出馬しないことを決めた」ことを明かした。
ファールス通信によると、ハッダード=アーデル氏はさらに、「この問題について互いに話し合いをするようになって3ヵ月になる。今回のやり方が成功し、連合が団結につながるのを、私たちは期待している」と強調した。
同師はまた、大統領選への出馬は世襲のようなものではないとし、「この連合は閉じられたものではない。もし世論調査で高い票を獲得し、その人物が原理派の人物だった場合は、彼もこの連合に参加することができる」と強調した。〔‥‥〕
■ レザーイー「三者連合は合理的ではない」
他方、
モフセン・レザーイー公益判別評議会書記はヴァラーミーン市民の前で行われた発言の中で、「1+2」連合に加わるつもりかとの質問への答えの中で、「この仕組みに加わるつもりはない。連合とは合理的な論理に基づいて行われるべきであり、300人から400人の関係者が会議を開いて、互いの構想を聞いた上で点数を付ける〔という形で候補者を決める〕べきだ。2〜3人が互選で立候補者を決めるというのは、合理的とは言えない」と批判した。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:28955 )