UAE:アブダビ、2012年のホテル業の利益12億ドル
2013年01月28日付 al-Hayat 紙

■アブダビ、2012年のホテル業の利益12億ドル

2013年1月28日 『アル=ハヤート』

【アブダビ:ディラール・アブーガザーラ】

最近公表された統計が示したところによれば、2012年の間にアブダビにあるホテルは、239万人の宿泊客を受け入れたという。これは230万人という首長国における観光部門に定められた目標を達成し、前年比13%増加している。アブダビ観光文化局のデータによるとホテルの宿泊客は12%増加し、136のホテル、リゾート地、アパート式ホテルにおいて699万人に達する。そこでは、ホテルの収益が6%増加し、46億ディルハム(12,61億ドル)となった。アブダビは今年の末までに250万人の集客を目標にしている。

アブダビ観光文化局のスルターン・ビン・タフヌーン・アール・ナフヤーン局長は、成長の指標にはすべての主要市場を含むという。主な市場はアフリカ、湾岸協力会議(GCC)中東、アジアだという。また同氏は、アブダビがウヲーターレジャー施設であるヤス・ウォーターワールド・アクアパークの開業に伴いホテル業にも一層力をを入れるだろうと予測した。そうしたことは、娯楽施設の成長や、開業間近の豪華なホテルやリゾート施設が多数あることを受けたもので、さらには、今年中にワシントンおよびブラジルのサンパウロからアブダビ国際空港までのサービス開始というエティハド航空の路線拡張、インドで駐在員事務所や観光業務の開始に乗じたものだという。アブダビのホテルにおけるアフリカ人宿泊客は2011年と比較して昨年1年間で130%増加した。同様にサウジアラビアが16%、オマーンが29%、カタールが24%増加したことにより、湾岸諸国の宿泊客数も増加した。また前年と比較して、アブダビではホテル、アパート型ホテルおよびリゾートホテルのアジア人の宿泊客数は28%増加した。

国内の観光業に関してもプラスの傾向が続いており、首長国出身者の宿泊客数は8%増加した。イギリスは宿泊客数が140,393人だということから、観光部門において2011年から1%増加して、外国の最大市場の一つとしての立場を保持した。インドが28%増加して138,768人でイギリスに続き、ドイツが42%の成長を記録し、首長国に住んでいる宿泊客は96,802人に達した。

一方で統計は、アメリカ合衆国およびカナダからの宿泊客が最も長く宿泊していることを明らかにした。平均連泊日数はそれぞれ5.47日、5.58日だという。

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( 翻訳者:渡真利菜々 )
( 記事ID:29037 )