名前、気に入ってますか?―おかしな「姓」、変更可能
2013年01月28日付 Yeni Safak 紙
GENARが行った2013年最初の調査で、自身の名字を気に入っているか否か国民に尋ねた。12月28日から1月15日の間で17の県 と47の郡において、2,166人に対し、対面調査という形で行われたアンケートによると、トルコ国民は、自身の名字に満足している。調査対象者の 95.7%が満足していると答える一方で、4.3%の人は、満足していないと答えた。
■世代から世代へ伝えられる俗語による姓
1934年6月21日に公布された第2525号姓氏法により、トルコではすべての国民が姓を持つことが義務化された。法によると、姓はトルコ語の意味で、階級、公職、人種、民族名や、道徳に反したり滑稽な言葉を用いないことになっていた。しかしながら、識字率が低い時代で、人々は、人口調査員が訂正できないような間違いを認めてしまったのであった。世代から世代へ伝えられるとてもおもしろい、俗語による姓が国民につけられた。
次に挙げるのは、それらの一部である:エシェクジャンバーズ(ロバ乗り)、サラクオール(知恵足らずの息子)、オルドゥルール(殺し)、オルドゥルジュ(殺し屋、残忍な)、ジャルト、ジュルト(ビリビリ引き裂く音)、スリュク(ヒル)、コユン(羊)、ブダラ(阿呆)、アプタル(馬鹿な)、ヤラク(飼い葉おけ)、ドネキ(気まぐれ)、シャプシャル(だらしのない)、チャトラク(知恵のない)、パトラク(割けた)、サトゥルムシュ(裏切り者)。
■変更することは可能
近年では、姓を変更するため裁判所に申し出る人数が増えている。
裁判所は、民族文化や慣習・習慣にそぐわないもの、滑稽でおかしな意味をもつもの、個人的な関係、または、仕事を進める上で、誤解を生む可能性のあるものについて、姓の変更を認めている。
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( 翻訳者:丸山 礼 )
( 記事ID:29041 )