宗務庁の情報管理・通信局が開発した「礼拝時間アプリ」により、モバイル機器を通じて世界のいかなる場所でもアザーンの時間とキブラ（礼拝の際に向く方角・メッカの方向）を知ることができるようになる。

新しく開発された礼拝時間アプリは、すべてのスマホに加えてブラックベリー、ウィンドウズ・モバイル、シンビアン、ジャバを搭載したデバイスでも利用する ことができる。世界のあらゆる場所の毎日、毎週、毎月の礼拝時間及び最も近い礼拝時間までの残り時間を表示するアプリの利用者は、世界のどこにいても、（正しい）キブラの方向を知ることができる。
同アプリでは5回の礼拝時間に関連し、異なる場所で呼びかけられるアザーン（礼拝への呼びかけ）とともにアザーンの祈りもアップされる。宗務庁の新アプリ には、「http://www.diyanet.gov.tr/mobilhizmetler」のアドレスからアイオーエス(IOS)とアンドロイドのプ ラットフォームを使ってアクセス可能である。アプリはさらに、新世代の携帯電話を使って短時間でバナーや掲示板でも掲載されるコードを読み取り、インターネットを通じてもダウンロードすることができる。

■宗教に関する暦はインターネットで

宗務庁が1972年以来、準備している宗教に関する暦もついに宗務庁のウェブサイトで見ることができる。同サイトの暦のページを見てみると、国内37都市と、 国外47か国343都市を含む15の地域を内包する計52地域について準備された暦にアクセスすることができる。暦のページではさらに、「暦の背景」のページと子どもたちのために用意されたインタラクティブな暦もある。　

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（ 翻訳者:岸田圭司 ）
（ 記事ID:29042 )