レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公式訪問のため同じ日程でカタールに滞在していたギリシャのアントニス・サマラス首相と会談した。
エルドアン首相は、カタールの首都ドーハへの公式訪問の一環として二カ国会談を行った。カタールのハマド・ビン・ジャシム・ビン・ジャビル・エス・サーニー首相兼外相とシェイフ・ハマド・ビン・エス・サーニー首長とともに首長公邸であるエミリ・ディーワン宮殿で会談した後、エルドアン首相は、滞在先のホテルに移動した。
■トラキアのトルコ人について話された
エルドアン首相は、そこでトルコへの投資者を呼び寄せるため、カタールに滞在していたギリシャのサラマス首相と会談した。報道陣に非公開で行われたこの会談は約40分続いた。その中でエルドアン首相がサラマス首相に対し、西トラキアのトルコ人の信仰の自由、ワクフの創設、不動産の所有に関し実施されている制限措置やマイノリティのトルコ人に240名の宗教指導者を派遣することについて、法整備を整えるよう提案したことが明らかとなった。
■難民への支援を要請
エルドアン首相は、カタールのハマド・ビン・ジャシム・ビン・ジャビル・エス・サーニー首相兼外相とシェイフ・ハマド・ビン・エス・サーニー首長と個別に会談した。エルドアン首相はカタール首脳と、トルコが出費の大部分を担っているシリア難民への国際的支援について話し合った。
[訳者注:タイトルに誤りがありました。訂正しました。]
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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:29056 )