ガズィアンテプに配備予定のパトリオット防空システムを載せたアメリカ船籍のアライアンス・チャールストン号が、イスケンデル港に停泊し、積荷を降ろした。
19時に入港した船の前で、報道関係者向けに屋外会見が開かれた。参謀司令部報道調整センターのジェンギズ・アラバジャク少佐、NATO所属でポーランド人のダルス・カチペルチャル中佐、アメリカ軍広報担当であるロイヤル・レフ大尉が共同で防衛システムを運んだ船の前で質疑に応じた。
ここで話をはじめたアラバジャク少佐は、「防衛目的でNATOに要請されていたパトリオット防空システムのうち、アメリカが所有するシステムが、本日19時にイスケンデル港に到着した。これらのシステムは、従来の国防システムを強化する目的でガズィアンテプに配備される予定である。システムは二月の第一週からの運用開始が待ち望まれている」と述べた。
レフ大尉は、「NATOの枠内でアメリカのパトリオット防空システムの最後の機器が到着した。この船から降ろされた物資はガズィアンテプに向かう。来週中にはこのシステムはガズィアンテプにて運用開始される。この船には70台の車両が積まれている。到着した物資の中に、ミサイルは無い。ミサイルはアダナのインジリキに送り込まれている。この船には発射システムと予備の部品が積まれている」と述べた。
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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:29078 )