情報相、新聞記者らの大量逮捕で「後日詳細を発表」
2013年01月31日付 Mardomsalari 紙

 情報相はジャーナリストや新聞記者らの逮捕の詳細について、近い将来発表を行うことを明らかにした。

 メフル通信の報道によると、ヘイダル・モスレヒー情報相はホメイニー廟で行われた閣僚らによるホメイニー師の理想との契りの更新式〔※〕の傍らで、複数のジャーナリストや新聞記者らが逮捕されたことの原因とその詳細についての記者らの質問に対し、今回の逮捕の詳細は近い将来発表するとだけ述べ、本件についてこれ以上の説明は避けた。

※訳注:バフマン月11日(1月30日)はホメイニー師が亡命中のフランスからイランに帰国した日の記念日で、テヘラン南部のホメイニー廟で要人らによる献花式などが行われる。

 ここ4日間にわたって、「アールマーン」「エッテマード」「バハール」「シャルグ」の各紙〔※〕や週刊誌「ナーメイェ・アーセマーン」、そしてイラン労働通信の記者らが次々に、司法機関の命令によって、彼らの仕事場で逮捕されている。当局に呼び出され、そこで逮捕された者もいる。

※訳注:いずれの新聞も改革派系(「エッテマード」「バハール」)、ないしラフサンジャーニー系(「アールマーン」「シャルグ」)の新聞である。

 そうした中、ケイヴァーン・メフレガーンやホセイン・ヤーグチーといった人物も司法判断によって逮捕され、さらに日曜日〔=1月27日〕にもジャヴァード・ダリーリー、サーサーン・アーガーイー、モタッハレ・シャフィーイー、ナルゲス・ジューダキー、アクバル・モンタジャビー、アミーリー・アムラーイーなどのマスコミ関係者も、司法判断によって拘束された。そのうち、モタッハレ・シャフィーイーは釈放されている。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:29094 )