在アンカラ・米国大使館で自爆テロ―犯人は、極左組織
2013年02月01日付 Milliyet 紙


ムアンメル・ギュレル内相は、米国のアンカラ大使館の入り口での爆発の原因となった自爆テロが、非合法の極左組織のメンバーによるものだとする現時点での情報があるとし、指紋の検証が行われていると述べた。

ムアンメル・ギュレル内相は、自爆テロ犯は男性で、身元確認にむけ前進がみられたと述べた。TRTのフラッシュ報道によると、この自爆犯はDHKP-C組織のメンバーで、30才という。

TRTのラフミー・シェレル記者が警察から入した情報によると、犯人は30才で、極左組織 DHKP-Cのメンバーであり、テロ犯罪への関与で逮捕・収監歴があるという。

また、爆発はプラスチック爆弾によるものであったとみられている。

(続報)
アンカラ大使館の入口での爆発を実行した犯人が極左DHKP-C組織のメンバー、エジェヴィット.S(40)であったことが発表された。同組織の武力プロパガンダ要員の1人であったとされる同人は、以前にもイスタンブル警察襲撃やハルビエ軍施設への襲撃にかかわったとして逮捕暦がある。

調べによると、爆発のあった大使館の入口には、ガラスに仕切られた2つの部屋がある。事件のときは、X線検査機のある入口に近い部屋に1人、ガラスの後ろの部屋には2人の警備担当者がいた。自爆テロ犯は、身に着けていた爆弾を、X線検査機のある部屋で爆発させた。爆発により、犯人と、その部屋にいた警備のムスタファ・アカルスさんが死亡した。事件現場にいあわせた新聞記者のディーデム・トゥンジャイさんは、重傷をおった。爆発のあった部屋の後ろの部屋にいた2人の警備担当者は、防弾ガラスのおかげで一命をとりとめた。

犯人は、偽の身分証明書を携帯していことがわかった。遺体は、法医学協会で検死される。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:29096 )