米大使館への自爆テロ、犯人はこの男
2013年02月01日付 Hurriyet 紙


アメリカ大使館の爆弾攻撃を起こしたのは、非合法組織である革命人民解放党‐戦線(DHKP-C)のメンバー、エジェヴィト・シャンルだった。彼は以前に1997年にヴァタン通りのイスタンブル警察局と士官学校将校クラブに爆破物で攻撃を行い、その名が知られていた。

攻撃の後行われた一斉捜査で逮捕された組織のメンバーは、当時のイスタンブル警察長のハサン・オズデミルによって報道陣に公表された。

それによると、組織の武装計画部隊指揮官(SPB)のゼイネプ・アルカンは、1995年、組織に命じられ、ヨーロッパ諸国に不法入国し、2年間理論・軍事教育を受けた。そして1997年の初めにトルコへ戻り、エジェヴィト・シャンル、デニズ・クルトとともにヴァタン通りにあった県警の建物とハルビイェにある士官学校将校クラブに対し爆破物で攻撃をおこなった。

指揮官オズデミルは、軍事員が祖国党(ANAP)、正道党(DYP)、民族主義者行動党(MHP)の県党本部や、正道党と民族主義者行動党のウムラニイェ郡の党の建物に対しテロの準備をしていた際にも関与しており、警察署やイスタンブル国家治安裁判所(DGM)への行動のために諜報活動を行ってい たことが明らかになった。

出廷した裁判所により逮捕中のアルカンとシャンル両名には死刑判決が下された。シャンルは、2000年にFタイプの刑務所に抗議して多くの刑務所で始まったハンストや絶食行動に加わった。

彼が絶食を始めたのはウムラニイェ刑務所だった。彼は12月19日の蘇生措置の後カンドゥラFタイプ刑務所に移送された。絶食行為者の最初の参加者であったシャンルは、2002年にウェルニッケ・コルサコフ病との診断を受け、刑務所から条件付きで釈放されていた。

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( 翻訳者:鈴木直子 )
( 記事ID:29098 )