■エジプト:鉱産資源利用6%を超えず
2013年2月2日『アル=ハヤート』
【カイロ:リーム・アブドゥフ】
エジプトのウサーマ・カマール石油・鉱産資源相は、エジプトは、適切に利用されていない大量の鉱産資源を有していることを明らかにした。同石油・鉱産資源相は、そのうち利用されているのはほんの5〜6%にも満たず、すなわち、その鉱産資源は発見され、採掘され、原料として輸出され、エジプトはそのエジプト産の原料を使って作られた製品を2倍の値段で買い戻しているのだと強調した。同石油・鉱産資源相は「鉱業輸出評議会」が「再生採掘機構」と協力して組織した「資源と鉱業の発展のための民族的見通しに向けて」会議の開会の辞で、以下の通り述べた。「エジプトの鉱産資源は、特に国家の様々な機関にに従属しているために、長い期間見通しが不明瞭な状態に苦しんでいる。そして、鉱産資源に対する関心が、数十の雇用機会を提供する」
また同大臣は8月以来、開発に関するこれまでの試みと、この試みと契約から適切なものを選択することと、操業のための近代的手法の利用、組織の構造の再生、来るべき段階を通じて諸般の科学的見解 を適用すること、などを検討する必要性を指摘していた。
また同大臣は「3つの骨子からなる勧告を出すため、12の公聴議論会議を開催した。骨子には1956年に公布され、もはや適切でない鉱物資源法も含まれている。同法で改正・変更が必要な点、同様に法案策定が必要な点は、鉱物資源利用のために土地を提起する際に適用されるべき諸措置を明示している」と付け加えた。
また同大臣は「第二の骨子については、この骨子を通じて組織再編と鉱産資源利用の最大化の実現、過去の誤りを避けるために鉱産資源ごとの省創設のため、新たな要員の力を求めること検討する」と続けた。
第三の骨子は、鉱物資源の将来について、外国人専門家と基本的な構造についての様々な理解の活用についてである。外国人専門家の活用は、投資家からの最大限の信頼性を得るためである。基本的な構造についての理解の活用は、諸般の工業地域での諸事業実施のために必要だからである。
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( 翻訳者:岡裕一朗 )
( 記事ID:29109 )