アフマディネジャド・イラン大統領、宇宙飛行士志願?
2013年02月04日付 Radikal 紙
イランのマフムード・アフマディネジャド大統領は、宇宙に行く初めてのイラン人宇宙飛行士になりたい、と語った。
ファルス通信社の報じたところによれば、アフマディネジャド大統領は、「宇宙技術の日」にちなんでイランの知識人に向けてスピーチを行った。アフマディネジャド大統領は、航空と宇宙開発の分野において、特筆すべき成功がなされ、「ビーナス」と「スィムルグ(伝説上の聖鳥)」という名の衛星を宇宙に打ち上げるために研究がつづけられていると述べた。
アフマディネジャド大統領は、植民地主義者と抑圧者たちは、イランの発展と進歩を望んでいなかったと説明し、「敵が示す嫌悪感は、イランが進歩するにつれ増している。だから、彼らの手が我々のもとに届かないように、我々は進歩しなければならない」と話した。
アフマディネジャド大統領は、「彼らが我が国の核エネルギー政策に関して示した態度と同様、我々が宇宙に生命体を送ることに対しても反対の態度を示している」と述べ、「イランの人民に対する敵意は、なんら結果をもたらさないだろう」と述べた。
アフマディネジャド大統領は、科学者たちが何年かの後に宇宙に人間を送ろうと計画していることに触れ、自身が宇宙に行く初めてのイラン人宇宙飛行士になりたいと思っている、とエスプリを効かせて口にした。
イラン大統領は、予算の問題やその他の全ての問題にも関わらず、宇宙についての研究を優先的に支援するつもりであり、(イランが)宇宙(開発)に足跡を残すであろうと述べた。
イランは、1月28日に「パイオニア」と言う名の探査衛星で、宇宙に送った猿が無事に(地上に)戻ってくることができたと発表した。
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( 翻訳者:能勢美紀 )
( 記事ID:29129 )