アフマディネジャド大統領、シリア問題でトルコ・エジプトとの接近と発言
2013年02月07日付 Yeni Safak 紙


イランのアフマディネジャド大統領は、「シリア危機の解決について、イラン、エジプト、トルコの見解はそれぞれ接近しつつある」と発言した。

イスラム協力機構の第12回首脳会議でカイロを訪れたアフマディネジャド大統領は、記者会見の席で、この歩み寄りの詳細については情報を明かさなかった。
アフマディネジャド大統領は、「イランは、戦争がシリア国民に諸権利を与える解決策であるとは考えていない。シリア危機を収束させる解決策は、シリア体制と反体制派の間に行われる国民的和解である。自由、選択権、そして公正は全ての人民の権利であり、この人権は誰もが享受するべきものだ。政府にはこれらの権利を所有者に渡す義務があり、また人民にはこの実現のために努力する義務がある」と話した。

また、一部のアラブ諸国のシリア政府への内政干渉についても言及し、「他国の内政や外交に干渉することは、誰にも許されない」と述べた。

イスラム諸国機構の首脳会議でカイロを訪れたトルコ共和国のアブドゥッラー・ギュル大統領、イランのマフムード・アフマディネジャド大統領、エジプトのムハンマド・ムールスィー大統領は昨日、シリア問題を取り上げるために集まった。

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( 翻訳者:齋藤洋輔 )
( 記事ID:29167 )