ボスフォラス海峡のクズ・クレスィ近くで沿岸航行船が、海上バスのイェディテペ号に後ろから衝突した。最初の発表によると、事故でイスタンブル海上バス会社(İDO)の乗組員1人を含む計3人が負傷した。
事故は19時10分、ボスフォラス海峡のクズ・クレスィ近くで起こった。19時にボスタンジュ―カバタシュ間を33人の乗客を乗せ運行していた海上バスのイェディテペ1号に、タンカーが後ろから衝突した。最初の発表によると、イスタンブル海上バス会社(İDO)の乗組員1人を含む計9人が事故で負傷した。海上バスは、自力でカバタシュまでたどり着いた。通報を受けて、事故現場に非常に多くの救急車と消防隊員が送られた。負傷者らに対する最初の応急処置は、事故現場に来た救急車内で行われた。負傷者らのうち、エルデム・メルジャン、ハブバ・エブル・ゲチェル、アスルハン・ツランルさんらはシシュリ教育研究病院とチャパ医学部病院へ、ヒュセイン・キュチュクカラジャさんとヤシャル・アクドアンさんはハセキ教育研究病院へ運ばれ、治療がなされた。負傷者らの治療が病院で続いている。事故後、カバタシュ港にたどり着いた海上バスの調査が続いている。
事故に関する説明
事故後、現場にやってきた海上バス運行部のセルジャン・カラビュユク船長が説明を行った。カラビュユク船長は、「19時にボスタンジュから出発したイェディテペ1号が、カバタシュに向かっていたとき、クズ・クレスィの前方で商業船舶と接触した。船の右舷後方における接触の後は、今のところ何の問題もない。自力で岸にたどり着いた船に浸水した様子もない。必要な調査が現在続いている。運行に関する調査も行われる予定だ。調査後、この情報を皆さんにお伝えする。乾貨物船はいかりを下ろせる場所に曳航されている。港湾当局によって調査されている」と述べた。
乗客らはバスで送られた
他方、事故で21時45分カバタシュ―ムダンヤ間の運行がキャンセルされたため、カバタシュのターミナルで待っていた乗客はバイラムパシャ・バスターミナルに連れて行かれ、 ブルサにバスで輸送された。
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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:29181 )