バーレーン:サウジアラビアとの国境交通
2013年02月11日付 al-Hayat 紙

■バーレーン:マリク・ファフド橋のトラック渋滞問題の解決策を模索

2013年2月11日『アル=ハヤート』

【マナマ:アフマド・アル=ウバイドリー】

毎日80台から100台の速達郵便トラックが、バーレーンとサウジアラビアを結ぶマリク・ファフド橋を通る。サウジアラビア側は、サウジアラビアとアラブ首長国の国境沿いにそれらのトラックのための駐車場 を確保することができない。そこでそれらのトラックはバーレーンに「トランジット」の資格で停車するのである 。バーレーン(商工)会議所 は、トラックの交通の流れのためにすべての当事者が協力することと、より柔軟な(対応を)始めることを呼びかけた。同会議所は、この問題は従来からあったが、著しく激しさを増しており、抜本的な解決策が求められている、と指摘した。

バーレーン商工会議所の、イブラーヒーム・ザイナル第一副代表は、サウジアラビア・バーレーンビジネス評議会代表、サウジアラビア・バーレーン両国の税関代表、GCCの商工会議所連合会事務総局の代表らと会見した。同副代表は、サウジアラビア側の税関の業務時間の増加と通関付随業務の拡大、バーレーン側にトラックのために運転手向けのサービス提供の設備を備えた土地を充足させることを提案した。

サウジアラビア側は、土地が十分にあるならば、基本的設備とサービスを提供することに合意した。またサウジ側は、バーレーン側に管理官が常駐することの重要性を指摘した。というのは、税関の建物はあっても、職員が常駐しておらず、通関が滞っているためである。

サウジアラビア側は、一台のトラックの(申告漏れによる)通関不可があったために、他の多くのトラックの通行が滞るとして、すべてのトラックに必要書類を備え、税関申告を行うことを順守する必要があると求めた。

サウジアラビア側では、バーレーンで(交通の)ピーク時である午後1時から3時の時間帯にトラックを止めることに対し、かつてから苦情が出ていた。これは、バーレーン交通局がこの時間帯のトラック運転を許可していないためである。そこでサウジアラビア側は、バーレーン交通局に解決策を模索するよう要求した。また両岸に海港を設け、優先的に準備してトラックを迎えることを許可するよう提起した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:岡裕一朗 )
( 記事ID:29218 )