トルコの2010死亡者統計発表
2013年02月19日付 Yeni Safak 紙


トルコ統計機構(TÜİK)は、トルコの死亡者数が2010年には36万5646人であったのに対し、2011年には37万5281人であったことを発表した。さらに、死亡者のうち55%が男性で、45パーセントが女性であることが明らかになった。

粗死亡率は2010年、1000人中5人であったが、2011年には、1000人中5.1人に跳ね上がった。換言すれば、2010年度、人口1000人当たり5人が死亡している一方、2011年度、人口1000人当たり5.1人が死亡したことになる。

地域統計分類単位(İBBS)レベル1によれば2011年度、粗死亡率が最も多かった地域は1000人中7.3人で西部マルマラ地方、最も少なかった地域は、1000人中3.6人で南東アナトリア地方である。

■ 死亡者内45.6%は75歳以上

2011年度、死亡数が最も多かった年齢層は45.6%で75歳以上のグループであり、対して最も少なかった年齢層は0.5%で10-14歳のグループである。

死亡を年齢階級別及び男女別に見ると、年齢層間で性差が顕著であることが分かった。最高年齢層である75歳以上のグループ以外の全年齢層において男性死亡数が、女性死亡数を上回っている事が分かる。男女間のこの差は、15-19歳グループ以後の死亡で年齢が進むにつれて増大し、60-64歳のグループで最高値に達した。

■ 乳児死亡数は1万4500人

乳児死亡数は2010年度において、1万5085人であったが、2011年度には1万4500人まで減少した。乳児粗死亡率は、2010年度は1000人中12 人である一方、2011年度には1000人中11.7人となった。換言すれば、2010年度は、生児出生1000件中乳児12人が死亡したが、2011年度 においては、生児出生1000件中乳児11.7人が死亡している。İBBSレベル1によれば2011年度、乳児死亡率が最高であった地域は16.1%で南東アナトリア地方、対して最低であった地域は0.8%でイスタンブル地方である。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:29308 )