ブルガリア首相、トルコ系政党元党首の脅迫を訴える
2013年02月21日付 Yeni Safak 紙
ブルガリアの首相は、大半がトルコ人から成る権利と自由運動党に対し、「わたしを殺そうとしたのは、アフメト・ドアン元党首です。どうぞ委員会を設立してこの件について調査してください」と訴えた。
ブルガリアで内閣不信任決議が可決された。しかし、投票時にボリソフ首相が、大半がトルコ人から成る権利と自由運動党に対して行った衝撃的な訴えが注目を浴びた。
投票の少し前にボリソフ首相は、権利と自由運動党に対して、「わたしを殺そうとしたのは、アフメト・ドアン元党首です。どうぞ委員会を設立してこの件について調査してください」と述べた。国会で衝撃を生んだこの発言の後、閣僚と共に議事堂の前に現れたボリソフ首相は、ここに集まった3千人近くの支持者を落ち着かせようとした。ボリソフ首相は、群衆が解散し、抗議活動を行わないように呼びかけた。党旗を揺らす群衆は、ボリソフ首相の呼びかけの後、徐々に解散し た。
■不信任決議は可決された
不信任決議案は、反対5票、賛成209票で可決された。1人(の国会議員)は棄権した。ボリソフ首相は、国会で約5時間に亘り続いた議論や面会に参加しなかった。閣僚の大半は、議論を注視していた。政権党GERBの国会議員たちは、ボリソフ首相の日程が詰まっているため、国会には出られないと説明した。
国会では、野党からの批判に、トゥベタン・ツゥベタノフ副首相兼内相が応えた。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:29324 )