アゼルバイジャン・アルメニア国境で、20年ぶりにモスクのアザーン響く
2013年02月22日付 Zaman 紙


アゼルバイジャン・アルメニア国境で20年ぶりにアザーンが流れた。

国境地帯にあるアグダム地区チェメンリ村のチュムシュト・モスクで今日、金曜礼拝のためのアザーンが流れた。金曜礼拝が行われるモスクには、礼拝に来た人々と共にエルシャド・イスケンデロヴ・アゼルバイジャン宗教団体国家委員会(ADKDK)委員長、ナゴルノ・カラバフのアゼルバイジャン人代表であるバイラム・セフェロヴ氏、国会議員、近隣の街の知事らが集まった。

ADKDKといくつかの民間組織の主催で国境にある全てのモスクで行われる催しの一環として、アザーンが流される。この催しは、「カラバフへの正当な権利と私たちの権利の声」というキャンペーンの枠組みの中で実現する。

ADKDKの公式ウェブサイトでは、キャンペーンに関し、「私たちの先祖の魂が彷徨っている、占領下に置かれた地で、何年もの間アザーンの声は聞かれていない。アルメニア人が我々アゼルバイジャン人に対して行った、残酷なホジャリ大虐殺があった日を前に、国境にあるモスクでアザーンが流され、アゼルバイジャンにおける国の統一性への支持を表明することを望んでいる」と述べられた。

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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:29333 )