なぜ?BDP代表団北イラク訪問前に、トルコ軍越境攻撃
2013年02月27日付 Radikal 紙


BDP(平和民主党)代表団の北イラク入り前のトルコ軍による北イラクのPKKキャンプ空爆は「解決プロセスが続くなか、トルコ軍の軍事作戦は何を意味するのか」という議論を引き起こした。

アンカラ当局は、この軍事作戦が複数の軍基地への攻撃を準備していたPKKグループに対して実行され、このグループが解決プロセスの妨害を企てていたことに関する情報が得られたと述べた。

■数地域でPKKグループの集合が確認

得られた情報によると、アメリカが使用する無人航空機プレデターによる瞬間画像情報から、数地域でPKKグループが集合していたと確認された。当地域の情報筋も、数グループが国境沿いの軍基地への攻撃を準備していたという情報を伝えた。

■目的は妨害工作を防ぐこと

アンカラで協議が行われ、このグループらがカンディルから独立して行動していたという見方が有力となった。上層部の関係者は、「今朝の軍事作戦の後、皆が『これはなんという矛盾か、解決プロセスの最中に軍事作戦とは何事だ』と問うた。しかしこの軍事作戦のもともとの目的はプロセスを守ることだ。妨害工作を防ぐことだった」と述べた。

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( 翻訳者:吉岡春菜 )
( 記事ID:29382 )