政府、来年度予算法案を84日遅れでついに提出
2013年02月28日付 Mardomsalari 紙

 92年度〔2013年3月21日~〕予算法案が、提出期限から84日遅れで、〔92年度に入って最初の3ヵ月をカバーする〕「12分の3」予算法案とともに、ついに国会に提出され、同法案は〔国会運営委員会によって〕受理された。提出の際、大統領が国会に姿を現さなかったことから、国会議員たちからは批判の声が相次いだ。

※訳注:予算法案は慣例上、大統領が国会の場で国会議長に手渡しすることになっている。

〔‥‥〕

 ロトフォッラー・フォルーザンデ議会担当副大統領が公開本会議の開始とともに、1392年度予算法案を〔この日の国会で議長役を務めた〕モハンマド・ハサン・アブートラービーファルド国会副議長に手交した。大統領が欠席したことに対し、国会議員たちの間からは抗議の声が相次いだため、二法案の受理が〔副議長から〕宣言されるのに遅れが生じた。

 アルダビール選出のキャマーロッディーン・ピールモアッゼン議員は国会内規に基づいた発言の中で、「大統領は第5次開発計画法第213条にもとづき、アーザル月15日〔12月5日〕を提出期限とする年度ごとの予算法案を提出する際に、第5次計画法の実施状況についての年度報告を国会に提出し、その要旨を公開本会議で議員らに説明する義務がある」と指摘し〔て、大統領の欠席を批判し〕た。

〔‥‥〕

 国会議員を軽視するかのような昨日の大統領の行為は、恐らく前代未聞のものだった。テヘラン選出のアフマド・タヴァッコリー議員は〔‥‥〕、「アフマディーネジャード大統領は遺憾ながら、国会に対して反抗的で高慢な態度を取っている。こうした行為は人民主権にとって有害だ」と指摘し、〔‥‥〕「国は平穏を必要としている。いかなる対立も、国民〔生活〕を圧迫し、資本の逃避と経済の不安定化を招く」と述べた。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:29385 )