バレーボールのワクフ・バンク、ヨーロッパチャンピオン
2013年03月10日付 Milliyet 紙


バレーボールCEV女子チャンピオンズリーグファイナル4の最終戦でワクフバンクは、アゼルバイジャンのラビタ・バクーを3対0で破りヨーロッパチャンピオンになった。
CEVチャンピオンズリーグで今シーズン無敗同士のと対戦となった最終戦で、ワクフバンクは、相手よりもすべてのセットで主導権を握り、質の高さを示し、ヨーロッパバレーボールの最も権威のある大会の歴史で2回目のチャンピオンになった。

■歴史は繰り返した。

ワクフバンクがヨーロッパンチャンピオンという結果で幕を閉じたCEVチャンピオンズリーグのファイナル4で、歴史は繰り返した。
2011年にフェネルバフチェのホーム、ブルハン・フェレキ体育館で行われたCEVチャンピオンズリーグのフィアナル4の最後の試合でも、ワクフバンクとラビタ・バクーは対戦して、ワクフバンクが3対0で勝ち、この大会でチームとしてもトルコのチームとして初のチャンピオンとなった。

■無敗は続いている。

ラビタ・バクーからの勝利でヨーロッパの女子で最も強いチームであることを証明したワクフバンクは、今シーズン無敗のタイトルも守った。
今シーズン、リーグとトルコ杯とCEVチャンピオンズリーグで合計36試合したワクフバンクは、いまだに負けがない。

他方、ワクフバンクに最終戦で3対0で敗れ、今シーズン初めての負けを喫したラビタ・バクーも2位となった。

(中略)

■ブラコチェヴィッチがMVPに選出された。

CEV女子チャンピオンズリーグのファイナル4最優秀選手(MVP)は、ワクフバンクのセルビア人選手ヨバナ・ブラコチェヴィッチ選手になった。
ブラコチェヴィッチ選手は、MVPをCEVのアンドレ・メイヤー会長から、観客席にいるサポーターの拍手の中で受け取った。

他方、ファイナル4最優秀アタッカーは、ガラタサライ・ダイキンからロシル・カルデロン選手、最優秀ブロッカーにはラビタ・バクーからナターシャ・クルスマノヴィッチ選手、最優秀サーバーにはFVブスト・アルシーツィオからマレン・ブリンカー選手、最優秀リベロにはワクフバンクからギゼム・ギュレシェン選手、最優秀レシーバーにはガラタサライ・ダイキンの佐野優子選手、最優秀セッターにはワクフバンクからナズ・アイデミル選手、最多スコアラーにはラビタ・バクーからマデライネ・モンタノ選手が選ばれた。

■カップはトルコに留まった。

バレーボールCEV女子チャンピオンズリーグの頂点に3シーズン連続でトルコのチームが立っている。
ガラタサライ・ダイキンのホームであるイスタンブルで行われた第53回CEVチャンピオンズリーグのファイナル4の頂点に立ったワクフバンクは、優勝カップを3回連続でトルコに留まらせることに成功した。

2011年にイスタンブルで開催された大会のフィアナル4で、ワクフバンク・ギュネシュ・シゴルタ・チュルク・テレコムという名で1位となったワクフバンクは、昨シーズンバクーでチャンピオンとなったフェネルバフチェに続いて、今シーズンもヨーロッパチャンピオンとなることに成功した。

■チャンピオンズリーグのチャンピオンたち

CEV女子チャンピオンズリーグで現在チャンピオンとなったチームは以下の通り。
1961年 ディナモ・モスクワ ソ連
1962年 ブレベストニック・オデッサ ソ連
1963年 ディナモ・モスクワ ソ連
1964年 レブスキ・スパルタク・ソフィア ブルガリア
1965年 ディナモ・モスクワ ソ連
1966年 CSKAモスクワ ソ連
1967年 CSKAモスクワ ソ連
1968年 CSKAモスクワ ソ連
1969年 CSKAモスクワ ソ連
1970年 ディナモ・モスクワ ソ連
1971年 ディナモ・モスクワ ソ連
1972年 ディナモ・モスクワ ソ連
1973年 ニムセ・ブタペスト ハンガリー
1974年 ディナモ・モスクワ ソ連
1975年 ディナモ・モスクワ ソ連
1976年 ルダ・ヴェズダ・プラハ チェコスロバキア
1977年 ディナモ・モスクワ ソ連
1978年 トラクトール・シェウェリン 東ドイツ
1979年 CSKAソフィア ブルガリア
1980年 ルダ・ヴェズダ・プラハ チェコスロバキア
1981年 ウラロカ・スヴェドロヴスク ソ連
1982年 ウラロカ・スヴェドロヴスク ソ連
1983年 ウラロカ・スヴェドロヴスク ソ連
1984年 CSKAソフィア ブルガリア
1985年 ADKアルマット ソ連
1986年 CSKAモスクワ ソ連
1987年 ウラロカ・スヴェドロヴスク ソ連
1988年 オリンピア・テオドラ・ラヴェンナ イタリア
1989年 ウラロカ・スヴェドロヴスク ソ連
1990年 ウラロカ・スヴェドロヴスク ソ連
1991年 マラドスト・ザグレブ ユーゴスラビア
1992年 オリンピア・テオドラ・ラヴェンナ イタリア
1993年 パルマラット・マテラ イタリア
1994年 ウラロカ・エカテリンブルク ロシア
1995年 ウラロカ・エカテリンブルク ロシア
1996年 パルマラット・マテラ イタリア
1997年 フォッパペドゥレッティ・ベルガモ イタリア
1998年 OKドゥボロニク クロアチア
1999年 フォッパペドゥレッティ・ベルガモ イタリア
2000年 フォッパペドゥレッティ・ベルガモ イタリア
2001年 バレー・モデナ イタリア
2002年 RCカンヌ フランス
2003年 RCカンヌ フランス
2004年 テネリフェ・マリカル スペイン
2005年 フォッパペドゥレッティ・ベルガモ イタリア
2006年 シリオ・コルッシ・ペルージャ イタリア
2007年 フォッパペドゥレッティ・ベルガモ イタリア
2008年 コルッシ・ペルージャ イタリア
2009年 バレー・モデナ イタリア
2010年 バレー・ベルガモ イタリア
2011年 Vバンク・ギュネシュ・シゴルタTT トルコ
2012年 フェエネルバフチェ・ユニヴァーサル トルコ
2013年 ワクフバンク トルコ

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:29459 )