トルコ以外ではありえない!22トンの「橋」盗まれる
2013年03月11日付 Yeni Safak 紙
コジャエリ県ギョルジュク郡で、村人が谷川を渡って果樹園に向かうための22トンの橋が、夜中に何者かによってトラックに積まれ盗まれた。
我々が得た情報によると、コジャエリ県ギョルジュク郡に属するイフサニイェ・カラカシュにあり、村の住人が対岸にあるおよそ20万平方メートルの果樹園に渡るのに利用した鉄橋が夜分に盗まれた。早朝に、果樹園へ行くために橋があった場所にやって来た村人らは衝撃を受けた。彼らは長年向かい岸にある約20万平方メートルの果樹園に行くために使っていた橋が架かっていないのを見て、すぐに警察に通報した。事件現場にやって来た警察は、谷川を整備する作業が行われていた地点で詳細な捜査をした。捜査の結果、長年あった橋を、何者かが分解しトラックに積んで運んだということが判明した。橋の長さは約25メートル、幅は2.5メートル、重さは22トンであることがわかったが、ほとんど親戚が住んでいる地域で暮らす住人は、橋がどのように盗まれたのかわからないと説明した。橋の価値は約2万リラ(約106万円)だという。
他方、橋が盗まれたことに関する発言をおこなった村住民のムスタファ・カラカシュ氏は以下のように述べた。
「橋での作業のために橋を壊し、整備作業は[橋の解体部分を]のちに使用するため地上に降ろした。我々も河床部分を通行していた。夜中にこの橋を、ここで酸素切断機で切り、 トラックに積んで持ち去ったのだ。我々は橋の対岸にある果樹園へは靴下を脱ぎ、[ズボンの]裾をたくし上げて谷川を渡って行くことができる。しかし妻や子供は果樹園に行くためにはこの橋を使わなければならない。あらゆる法律上の権利を使うつもりだ。」
警察は、橋を盗んだ人物を逮捕するために捜査を続けている。
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( 翻訳者:足利阿紀 )
( 記事ID:29464 )