エルドアン首相夫人、82才三つ子のおばあちゃん達の夢をかなえる
2013年03月20日付 Hurriyet 紙


エミネ・エルドアン首相夫人は、住宅の老朽化に不満を漏らしていた82歳の三つ子のおばあちゃん達との約束を守った。愛すべきおばあちゃん達は、3カ月半かけて建設された家に移り住んだ。

レジェップ・タイイプ・エルドアン首相の妻、エミネ・エルドアン首相夫人は、オルドゥ県ペルシェンベ郡の別荘地に住む82歳の三つ子のおばあちゃん達が望む最大の夢を叶えてあげた。

知事に携帯電話をねだった

テレビ番組『サバ・テュメルと今日』の2012年10月20日分の放送に出演していたサル家のハイリエさん、ハジェルさん、エムリエさんは、家が老朽化して住めない状況であると不満をもらし、家を新しくしてほしいと言った。ちょうどそのとき番組を見ていたエミネ・エルドアン首相夫人は、番組へ電話をし、このおばあちゃん達に新しい家をプレゼントすると約束をした。古い家を取り壊し、同じ場所へ建てられ、新しい家具が設置されたより頑丈な家を手にしたおばあちゃん達は、喜びをケーキでお祝いした。彼女たちはオルハン・デュズギュン知事に、娘同然と思っているエミネ・エルドアン首相夫人が自分たちと連絡が取れるように、そして老人ホームの友人と話せるようにと、携帯電話をねだった。デュズギュン知事も、この希望を受けて、彼女たちにすぐに携帯電話を送ると約束した。ハイリエさん、ハジェルさん、エムリエさんは、エミネ首相夫人に感謝し、「私たちは村や家がとても恋しかったのよ。新しい家はとても素晴らしいものになったわ。本当に嬉しかった。首相の奥さんであるエミネ夫人は私たちをまるで母親のように思ってくれました。今まで子供がいないと嘆いていたけれど、今は私たちに気にかけてくれるエミネという娘がいます。私たちの願いを叶えてくれたんですもの」

友人たちへお別れの挨拶

三つ子のおばあちゃんたちは、新居の建設が終わるまで、オルドゥ・アフメト・ジェラル・マーデン老人ホームで暮らしていた。彼女達の村の家の木の床とタンスは、オルドゥ工業高校の生徒によってつくられた。新居は3カ月半後に完成した。おばあちゃん達は、老人ホームの友だちに別れを告げた。そしてオルハン・ドュズギュン知事、ギュル知事夫人、ペルシェンベ郡のアブドゥッラー・キュチュク郡長、セマ郡長夫人を伴って村へと帰り、新居へ移った。

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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:29521 )