アンカラAKP本部襲撃、極左DHKP-Cが犯行声明
2013年03月20日付 Milliyet 紙

革命家人民解放党戦線(DHKP-C)は、発表をおこない、アンカラでのテロの犯行声明を行った。発表によると「ふたつの攻撃は、敵陣営にいる警官やAKP党員、あるいは、同組織で働く労働者を狙ってものではない」とされた。

また、法務省へ手りゅう弾を投げ込んだ人物が、乗り合いタクシーの運転手たちによって捕まえられそうになったが、そこから逃げたことがわかった。手りゅう弾をなげたあと、「アメリカ、くたばれ!」と叫びながら逃げようとして人物を、(近くにいた)乗り合いタクシーの運転手たちが気づき取り押さえようとしたが、犯人はそこからの逃走に成功したいう。犯行は、法務省の高位の官僚が建物からでてきた直後に行われたという。

一方、DHKP/Cが犯行声明をだし、アンカラでの2カ所の攻撃を認めた。組織の犯行声明によると、「人民には正義がある。この2つの手りゅう弾とLAVロケット弾は、人民の正義の証だ。お前たちの陣地で爆発したのだ」とされた。さらに、「正義を求める!我々の権利を求める!それを認めないなら、力づくでも奪いとる!不正義の城塞への攻撃を続ける」との表現が用いられた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:29523 )