物乞い、捕まえてみれば・・・―結構お金持ちアリ、携帯連絡網アリ
2013年04月04日付 Zaman 紙


オドゥンパザル市の治安警察メンバーが実行した物乞い一掃作戦で、捕まった68歳の物乞いが所持していたものは皆を驚かせた。彼は多少のお金とスィノプ県に所有する3つの不動産の権利証書を持っていた。

エスキシェヒル県オドゥンパザル市で行われた物乞いの取り締まりで、(物乞いにより)不当に利益を得ようとする人々に対し捜査が行われた。市の治安警察メンバーの監督のもとで実行された捜査では、逮捕された物乞いに対し軽犯罪法違反の手続きが行われている。

今回の調査では、68歳の物乞いが治安警察によって逮捕された。取り調べによりポケットから物乞いをして手に入れたいくらかのお金が出てきたが、そのほかに、スィノプ県に3つの不動産を所有していることが確認された。この物乞いに対しては軽犯罪法違反の手続きがとられた。治安警察関係者は、逮捕された人々の大多数が市外からやってきて物乞いをしていることが確認された、と話した。

■本当に必要のある人へ援助している

市民の情を利用して不当な利益を得る物乞いに対し捜査を続けていると話す市の関係者によると、捜査が行われることを知った物乞いたちは、お互いに携帯電話で情報伝達しあっているという。関係者は、こうした調査により、本当に生活に困っている人や、まったく収入がないためにやむをえず物乞いをしている人々を特定し、問題解決法に努めている、と述べた。

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( 翻訳者:池田桃香 )
( 記事ID:29615 )