■中国のイラン産石油の輸入量が飛躍的に増加
2013年4月23日『アル=ハヤート』
【アブダビ、ドーハ、マスカット、トリポリ(リビア)、ロンドン、ミラノ、チューリッヒ、北京:本紙、ロイター、AFP】
昨日(22日)中国国家税務総局は、3月のイラン産原油の中国への輸入量が、前月からは22%減であるものの、昨年の同月比61%増であったことを発表した。イラン産石油の最大の顧客は中国だが、同税務局の発表によると、2月の輸入量が52万1,330バレルであったのに対し、3月には173.3万トン、日量40万8,094バレル相当のイラン産原油が輸入されている。2012年3月の中国の石油輸入は、日量25万3,300バレルであった。
リビアのアブドゥルバーリー・アル=アルースィー石油大臣は「石油輸出国機構」(OPEC)における自国の生産枠の拡大を希望すると述べた。また2011年に「OPEC」で目標生産量を日量3,000万バレルに定めた際には、加盟国それぞれの割当に関する議論は行われなかったが、リビアとイラクでの生産量の増加に伴って、割当の問題については検討する必要があるだろうと語った。2008年に調印された合意では、リビアの生産最終目標は日量147万バレルであった。アル=アルースィー氏は現在のリビアの石油生産は日量およそ150万バレルに達すると述べた。
(後略)
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( 翻訳者:角田幸穂 )
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