アフマディーネジャード「護憲評議会に対して悪巧みを企てている者がいる」
2013年04月22日付 Mardomsalari 紙


 大統領は最高指導者が発表した92年〔西暦2013年3月21日〜〕の標語「政治と経済の偉業の年」に触れ、そこでは人民を信頼することが重要だと指摘した上で、「選挙を目前に控え、護憲評議会に対して悪巧みを企てている者が一部にいる」と述べた。

 イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領はアフヴァーズ市民の前で、「革命最高指導者は、『私は一票しかもっていない。そして私が誰に投票するのか、誰にも分からない。人民が〔大統領を〕選ぶのであり、この国も選挙も国民のものなのである』と仰った」と指摘した上で、次のように述べた。

選挙を目前に控えたこの時期に、護憲評議会に対して悪巧みを企てている者が一部にいるようだ。あなた方は何様のつもりで、どんな権利があって、他人のことをとやかく言うのか。最高指導者は、さまざまな政治的党派が選挙に参加すべきだと仰った。神の思し召しがあれば、5千万人以上の国民による選挙への参加によって、敵の企てを挫くことができるだろう。

 大統領はさらに、次のように述べた。

経験が示すところによれば、イラン国民が表舞台に出て決定を下せば、その決定はつねに最善である。そして現在も、それは同じなのである。一部の者が経済を独占しようと考え、人民が決定権を持つのを快く思わないように、一部の人間は政治を独占しようとしているのだ。

 大統領は「5千万人の人民が参加する盛大なる選挙が実施されれば、〔イランをめぐる〕国際的・地域的状況はイラン国民にとって有利な形へと変化するだろう」と指摘した上で、「革命とイマーム〔・ホメイニー〕の原則、そして〔最高指導者の〕指導に忠実なあらゆる者に、〔選挙に立候補する〕道が開かれているべきである。一部の者が人民から〔政治への〕関心を奪うようなことを口にしたり、行動したりするようなことがあってはならない。全ての者が〔政治の表舞台に〕出てくるべきなのだ。国民はこれまで常に、何がベターなのかを誰よりも良く知っているということを、自ら示してきたのである」と語った。

 大統領は「あたかも自分が国民の後見人、主人であるかのような物言いをする者が一部にいる」と指摘した上で、「盛大なる偉業を成し遂げるためには、さまざまな政治的傾向をもった者が〔選挙に〕参加すべきである。人民を信頼することが必要だ。人民がこの偉業に賑々しく参加すれば、敵の企てを挫くことができよう」と続けた。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:29745 )