キャウトハーネで大木倒れ、ピクニックの女性死亡
2013年04月28日付 Zaman 紙


キャウトハーネで、根腐れを起こした木がピクニック中の家族の上に倒れ、木の下敷きになった20歳のセヴデ・キョスュレさんが命を落とした。 また、(セヴデさんの)妹のアイシェ・キョスュレちゃん(10歳)も怪我をした。公園でピクニックをしていた市民は、(公園の)木々の多くは腐っており、危険だったと述べた。

事件は17時頃、キャウトハーネのハスバフチェ公園で起こった。特に週末は何百人もの人々がピクニックを楽しむ公園で、腐った木がまさにピクニック中の人々の上に倒れた。倒木の瞬間、大きな音を立てる木の下にいた十数名は逃げて助かった。しかし逃げ損ねたセヴデ・キョスュルさんと妹のアイシェ・キョスュ ルちゃんは木と枝の下にとり残された。周囲にいた人々は恐怖の中、救急消防隊の助けを求めた。救急隊によると、二人の姉妹は応急処置を受けた後、救急車でオクメイダヌ教育研究病院へ搬送された。重体であったセヴデ・キョスュルさんはあらゆる治療の甲斐もなく助からなかった。命に別状はなかったアイシェ・キョスュルちゃんは、応急処置を受けた後、シシュリ小児科教育研究病院で治療を受けた。

■「風はなかった、突風もなかった。木がどうやって倒れる?」

事件後、公園に駆けつけた警察は、周囲の安全対策をとり調査を行った。その結果、何トンもの重さの木の根本が完全に腐っていたことが判明した。ピクニックに訪れていた人々は、対策の不備を理由に自治体関係者に対し、反発を示した。さらに、他の一部の木々も腐っていると話し、「風はなかった、突風もなかった。木がどうやって倒れる?ここには看過できない怠慢がある。ここの木々が伐採されていたら誰も傷つかなかったはずだ。今後対策を講じるだろう」と述べた。ピクニックのあとに残された、乳母車などの遺留品は、自治体職員によって回収された。

警察は事件に関する捜査を始めた。

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( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:29823 )