労働者協会総書記「補助金支給額が増えれば我が国は世界一のインフレ大国となるだろう」
2013年05月04日付 Mardomsalari 紙
労働者協会の総書記を務めるアリー・レザー・マフジューブ氏は、「もし現金による補助金の給付額が増えれば、間違いなく、われわれは世界でインフレ・ナンバーワンの地位を手に入れることになるだろう」と述べた。
ファールス通信の報道によると、アリー・レザー・マフジューブ氏はアーヤトッラー・ムーサヴィー=アルダビーリーとの面会の中で、工場の閉鎖や労働者の失業など、国が直面する経済問題について触れ、「こうした問題は労働者全体に辛く厳しい状況をもたらしている」と明言した。
同氏は建設労働者の保険加入問題をめぐるこれまでの試みについて触れ、「これまでに50万人の国内建設労働者が、保険の適用対象となった。われわれは国内で〔未保険状態のまま残された〕その他100万人〔の建設労働者〕についても、保険の適用対象となるべく努力しているところだ」と指摘した。
労働者協会総書記は、現在国を襲っているインフレは制裁とは関係がないと指摘し、〔‥‥〕過去8年間で7回も通貨供給量が増加したとした上で、「政府も国会も、インフレ世界一となるのを座して待っていることに、私は驚きを禁じ得ない」と述べた。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:29872 )