民族主義右派の襲撃で負傷の東部出身青年、死亡
2013年05月06日付 Radikal 紙


イスタンブルのウムラニイェで、4月22日に民族主義右派のグループによる襲撃の結果怪我を負ったカフラマン・カヤ君というディヤルバクル出身の若者が亡くなった。

ウムラニイェにて4月22日、民族主義右派グループによる襲撃で負傷し、集中治療を受けていたディヤルバクル出身のカフラマン・カヤ君が死亡したことが明らかとなった。カヤ君は17歳であった…。
BDP(平和民主党)党員でイスタンブル選出の国会議員であるセバハト・トゥンジェル氏はツイッターで事件について以下のように告げた。
ウムラニイェでは襲撃は初めてのことではなく、以前もクルド人労働者が襲撃に遭っている。襲撃者らはあたりをうろつきまわり、それによって大胆になった人種差別主義者が高校生を襲った。3人の学生が怪我を負った。残念ながらカフラマン君は生きようと頑張ったが、力尽きてしまった。チェクメキョイ75周年共和国医療専門高等学校の教師が、カフラマン君が病院に行くのを遅らせたと言われている。

脾臓、肝臓、腎臓、そして胆嚢に大きな損傷を受けたカヤ君は、ウムラニイェ国立病院で手術を受けた。集中治療を受けていたが昨夜亡くなった。
カヤ君の遺体は解剖された後、ディヤルバクル県のチュナル郡のカラチュヴレ村に送られ、葬られた。その一方で、カヤ君を襲ったグループのうちたった1人しか逮捕されていないことも報告された。

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( 翻訳者:足利阿紀 )
( 記事ID:29881 )