シリア難民がハタイ県のレイハンル郡から離れて行く。シリアの内戦から逃れてトルコでの生活に馴染もうとするシリア人難民は、先日レイハンル郡で起きた爆発以降、各々の家に閉じこもっていたが、昨日からその大多数がシリアへ帰還し始めた。
先日レイハンル郡の一部の市民によるシリア人を対象とした襲撃が起こったことを受けて、自分たちの身の安全が保証できないと何十人ものシリア人が昨日ジルヴェギョズ国境 ゲートからシリアへ帰国した。
ムハンメド・ラーミ・イブラヒムさんは、荷物を急いでまとめて自分達の国に帰ろうとするシリア難民の一人である。彼は「何日間も家の鍵を閉めてこもっていました。外では私たちがシリア人だとわかるやいなや、暴言を吐いたり、暴力を振るおうとします。もはやシリアの方がここよりもずっと自由です」と語った。またイドリブ市周辺の村に行く予定だと述べ、彼の奥さんと子ども達はレイハンル郡で爆破事件が起こった後に起こった出来事のためとても怯えていると語った。アレッポへと向かうマフムト・アブドゥッラー・ハサンさんはレイハンル郡で何日間も自分達に向けられた襲撃に恐怖を感じたと述べ、「(我々を)見つけた所で攻撃してきます。自分の国で死にたいです」と語った。
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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:29962 )