エブテカール「妨害電波や大気汚染の問題を取り上げたことが資格不認定の原因」
2013年05月14日付 Mardomsalari 紙
テヘラン市議会の環境問題員会の委員長を務め、第4期地方議会選挙に立候補したマアスーメ・エブテカールが、選挙実行委員会によって立候補資格を認められなかった。彼女はこのことについて、政治的な判断だとした上で、党派を超えた視点から、その人物の貢献度や専門知識を考慮して、立候補資格不認定に対する抗議を調査してもらいたいと、期待を表明した。
マアスーメ・エブテカールはイラン労働通信とのインタビューの中で、〔‥‥〕物心ついたときから自分は革命の子だったこと、10代から革命の政治活動に参加してきたことなどを指摘した上で、「これまで、私が国家・国民の利益よりも優先したものなど、何もない。実際、私たちの世代は、自分のために生きたことは一度もない。もちろん、そのことで失ったものも何もない」と明言した。
同氏は、〔立候補資格審査の〕第一段階では、テヘランでもその他の都市でも、改革派に属する政治関係者たちは立候補資格の認定で公正な扱いを受けていないと指摘した上で、第4期地方議会選挙の立候補者たちの抗議が調査される中で、誤解が解けることに期待を表明した。〔‥‥〕
エブテカール氏は選挙実行委員会によって自身の立候補資格が認められなかった原因について、「ここ数年、私は大気中のベンゼン量の軽減や
テヘランの大気汚染の軽減、〔健康被害が噂される〕
妨害電波とその都市環境や市民の健康への影響拡大の防止について、声高に訴えてきた。そしてわれわれはこれらの〔問題解決に向けた〕施策のために、市議会で議決を行ってきた。それらは〔市議〕全員の一致した見解でもあった」と指摘、その上で「市の環境を守るために私が市議会で行った発言や行動のために、私は割を食ってしまっている。最高指導者は、あらゆる考え方が選挙に参加すべきだと仰っているにもかかわらず、である。〔改革派が〕なぜこのような扱いを受けるのか、私には理解できない」と述べた。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:29979 )