イラン最新の攻撃用無人航空機「ハマーセ」〔※伝説、偉業の意〕のお披露目が、国防省殉教者大会の閉幕式にて、高官や上級将校らが見守る中行われた。
ファールス通信によると、「ハマーセ」は最新のイラン製無人航空機であり、飛行継続距離や飛行高度の点で、他の国産無人航空機と異なっている。
アフマド・ヴァヒーディー国防相は、「ハマーセ」のお披露目が行われている傍らで、記者団に対し「この無人航空機は国防産業の専門家たちによって製作されたもので、警戒、認識、及びミサイル・ロケットによる攻撃の3つの任務を同時に遂行することができる」と述べた。
同司令官は「この航空機はステルス機能を搭載しており、敵から認識されない。また、レーダー探知の点でも、可視光探知の点でも、さらには空中における〔飛行〕持続時間の点でも、軍の無人航空機能力および防衛力に貴重かつ新たな能力を付け加えるものである」と語った。
同氏はまた、今回のお披露目が意味するメッセージについて、「イラン国民は常に、革命指導者が仰ったように〔※〕、伝説(ハマーセ)を創造する準備ができている。イランの子らは、あらゆる領域、特に神聖なるイスラーム共和国体制の防衛という領域において、偉大なる伝説を作り上げる用意ができている」と付け加えた。
※訳注:最高指導者が今年を「政治的偉業(伝説)と経済的偉業(伝説)の年」と命名したことを指している。
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( 翻訳者:8412102 )
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